きなこの生き方の模索日記

40代独身女子 会社を辞めて楽な生き方を模索していきます

依存しながら、生きていきます

私は中学、高校生の多感な頃、流行りの「歌」をほとんど聴いていませんでした。

人とのコミュニケーションを取ることが難しかったためか、「人の歌声」がしんどく感じていました。

 

そんな私でも社会に出て働くようになって、「飲み会」「カラオケ」に参加する必要が出て来ました。精神的にはきつかったですが、なんとかやり過ごして来ました。「カラオケ」に関しては歌うことは勘弁してもらい、専ら聞くことに専念していました。(もちろんコロナ禍になってからは行ってません)

そんな中職場の人たちとカラオケに行ってミスチルの「イノセントワールド」を聴いて、「あら、すごいいい曲」、、、。「え?知らないの?」「・・・はい」

有名なイノセントワールドを、私はカラオケで聴くまで知らなかったのです。

当時イノセントワールドがリリースされて数年経っていたようでした。

自分の中で大変な「忘れ物」をしたような感覚になり、数日後ゲオに行き、ミスチルのベストアルバム「肉と骨」を借りて聴きました。

「ああ、いい曲だなあ」といい気分で聴いていました。「もっと早くミスチルのこと聴いておけばよかった」と後悔、、、。それだけではすみませんでした。

仕事に行く前に何気に聴いていたのが「終わりなき旅」だったのですが、そこで心が揺さぶられました。なんと表現したらいいのか、仕事前の眠気が一気に目覚めました。

「終わりなき旅」といえば、「高ければ高い壁の方が、登った時気持ちいいもんな〜」だと思うのですが、ここでももちろん衝撃は走ったのですが、さらにたたみかけるように、

「胸に抱え込んだ迷いがプラスに力に変わるように〜」のところで、私は鳥肌が立ちました。

ミスチルのことを知らなかった自分を後悔。後悔を取り戻すように、ミスチルを聴きまくりました。それからはもうミスチルの虜です。

友人も後押ししてくれ、その友人と一緒にコンサートにも行くようになりました。

私の人生に、ミスチルはなくてはならない大切な音楽となりました。

 

そして新型コロナ拡大。コンサートがしばらく中止となりました。

今年2022年4月からドーム開催、昨日5月22日京セラドームに行って来ました。

ミスチルの姿が見えた途端、涙が止まりませんでした。どの曲聴いても心に刺さり、涙が溢れました。桜井さんの歌、歌詞、Mr.Childrenの奏でる音楽に、感動、エネルギーをもらいました。桜井さんはもちろん、Mr.Childrenのメンバー皆さんが、身を削って音楽に向き合い、私たちに勇気を与えてくれているように感じました。

ミスチルと同じ時代を生きることができて本当によかった。

 

いつも一緒に来てくれる友人にも感謝。

これからも、きっと一生、Mr.Children、友人に依存しながら生きていきます。

まだまだ弱い私ですが、友人に何かあった時は私が支えられるように、依存から共存できるようにしていきたいと思います。