きなこの生き方の模索日記

40代独身女子 会社を辞めて楽な生き方を模索していきます

公園に「お邪魔します」〜かわいいご近所さん

退職を決意する3ヶ月ほど前から職場でお昼ご飯を食べるのもしんどくなってきて、お天気がいい日は一人で公園でお弁当を食べることもありました。

木漏れ日の中、小鳥のさえずりを聴きながらの公園ランチは、癒しの時間でした。

公園でお弁当を食べていると、いつもハトに取り囲まれます。何もあげないとすぐに諦めて、去っていきます。

ある日、公園のベンチに座ってパンを食べていたら、珍しくすずめが3羽、私に1mくらいまで近づいて来ました。人慣れしているすずめだなと思っていたら、さらにどんどん近づいて来て、ベンチのすぐ横に停めてある私の自転車のサドルに乗って来ました。必死に鳴きながら私に近づき、必死になりすぎて自転車のサドルから滑り、ずり落ちそうになっていました(笑)そのうちに1羽がさらに近づいてきて、私の膝に乗って来ました。こんなに近くですずめを見たことがなかったのですが、よく見たら端正なお顔、華奢な足で「めちゃかわいいやん」とキュンと感じました。そう思いながらもマイペースで私はパンを食べようとしたら、私が食べようとしているパンに向かってすずめが飛んで来ました。あまりのやんちゃなすずめに私は驚きましたが、とてもかわいく感じました。

(すずめにしたら、「早くパンちょうだい!」と訴えていたと思いますが)

 

それ以来、お散歩していてもすずめちゃんが気になり、それに伴ってハトさんも気になる存在になりました。(自分の中で呼び方が変わりました)

ハトには以前マンションのベランダに糞を多量にされて、「私の天敵」と思う時期もありました。マンションの管理会社に、ベランダにネットを張ってもらってからは、今は糞害はないです。

今思えば、まわりに木が少なくなり、ハトの居場所が少なくなっていたからだと思います。

そう考えると、公園でお散歩をしたりお弁当を食べることは、すずめちゃんやハトさんのテリトリーに私が「お邪魔させてもらっている」と感じるようになりました。

人間とも動物とも、適度な距離感は必要だなと感じました。

 

ハトさんもよく見たら、小さい頭にぽっちゃり体型で、頭とおしりをフリフリしながら一歩ずつえっちらおっちら歩いている姿はとてもかわいく、そうかと思うと急にカッコよく飛んだりと、見ていて飽きません。

 

早朝周りに誰もいない時は、すずめちゃんやハトさんに会うと小声で「おはよう」と言っています。

もちろん無視されていますが、それでも私にとってはかわいいご近所さんです。