きなこの生き方の模索日記

40代独身女子 会社を辞めて楽な生き方を模索していきます

今までたくさんの自己啓発本読んできたけれど

社会人になってから、仕事でも人間関係でも悩むことが多く、たくさんの自己啓発本を買っては読んできました。

読んだ時は「なるほど〜、こうすればいいのか。」とわかったつもりでいました。

でも、結局行動を起こしておらず、しばらくすると本の内容すらほとんど忘れており、私は全然変わることができませんでした。

15年くらい前になるでしょうか、「夢をかなえるゾウ」がすごく流行った時も、私は買って読みました。その時も読んだ時は「なるほど〜、こうすればいいのか。」とわかったつもりで、でも結局行動を起こしておらず何も変えることができませんでした。

そして「夢をかなえるゾウ」やその他の今まで買った自己啓発本は、片付けの時に古本として売りました。(私は何も変えられなかったのだと思いながら。)

 

中田敦彦さんのYouTube大学で「夢をかなえるゾウ」をやっていました。それを見て私は驚きました。全くと言うくらい内容を覚えてなかったのです。改めて聞くと「そんないい事言ってたんや〜。」と古本に出したことを後悔、、、。もう一度読みたくなったので、再度購入しました。

 

読んだ方も多いかと思いますが、人生を変えたいと思っているけど何もできない主人公の前に「ガネーシャ」というゾウの姿をした神様が現れ、ガネーシャが教えを説きながら主人公の人生を変えていくという話です。ガネーシャの教えは全部で29個あります。

・靴を磨く

・コンビニでお釣りを募金する

・会った人を笑わせる

・トイレ掃除をする

・その日がんばれた自分を褒める

・1日何かをやめてみる

・決めたことを続けるための環境を整える

・夢を楽しく想像する

・運が良いと口に出して言う

・身近にいる一番大切な人を喜ばせる

・誰か一人のいいところを見つけて褒める

・人の長所を盗む

・お参りに行く

・人気店に入り、人気の理由を観察する

・プレゼントして驚かせる

・やらずに後悔していることを今日から始める

・サービスとして夢を語る

・人の成功をサポートする

・応募する

・毎日、感謝する 

 等 すみません、29個全て書いていません。

 

これらの内容を、ガネーシャと主人公のやりとりの中で、笑いを混ぜながら腑に落ちる説明をしてくれます。

これらの29個の課題はどれも大事なことを教えてくれました。

最後に本当に大切なことをガネーシャは教えてくれました。

「今目の前にあるものは、当たり前ではではない。すべて誰かの手によってできたもの。家族、友人、恋人、日々会う人、動物、空気や水、緑。当たり前のようにそこにあるけど、ほんまは有難いもの。

成功だけが人生ではない。世界を楽しんでや。」

最初から読んだら最後にすごく腹落ちし、涙が出ました。(最初に買った時は泣いてなかったと思います。色々経験した今だからこそ、理解できたのだと思います)

「夢をかなえるゾウ」を読んでから私が明らかに変わったところは、「今目の前にあるものに感謝できるようになった」こと、お皿を割ったりお茶をこぼしたりしてもイライラすることなく「怪我せずにこれだけですんでよかった」など、落ち着いて過ごすことができるようになりました。

現在、夢をかなえることはできていないですが、毎日の日常をありがたく過ごすことができているだけでも、私は変わることができたと思います。(毎日靴を磨いたり、寄付したり、少しずつ行動していってます)

「夢をかなえるゾウ」は今でも時々読み返しています(笑)。