「夜、寝る前に読むと心が「ほっ」とする50の物語を読んで
・またまた母からおすすめの本を渡される
母は読書好きで、月に5〜6冊は読んでいます。
母がすすめる本は、私にとってもいつも当たりです。
なので、私は自分ではほとんと本を買わず、母が「この本よかったで」と貸してくれた本を読んでいます。
・「夜、寝る前に読むと心がほっとする50の物語」(西沢 泰生)
「短いお話をひとつ読み終える頃には、あなたの心の中に、『明日を「よりよくする、心地よい小さな気づき』が芽生えているはずです」(作者より)
心が温まる話、優しい気持ちになれる話、元気が湧いてくる話、笑顔になれる話、人との繋がりを感じる話、どれも短いお話ですが、心がほっこりするお話です。
・心に残ったお話
萩本 欽一さんが参列した、あるお葬式の話。
そこでのお葬式は、泣いている人が誰もいない。
亡くなったお父さんの奥さん(知り合いのお母さん)が「あ、欽ちゃん来てくれたの?ありがとうね」ととても明るい。
欽ちゃんは後日、その知り合いに会った時に言います。
「お父さんが亡くなったのに、お母さん笑ってたじゃない?あれっともしかしたら、お母さん世界で一番幸せなお母さんだったんじゃない?」
するとその知り合いの彼は
「そうなんです。(お父さんが)病院で息を引き取った後、俺のおふくろ、お父さんのおでこをポーンと叩いてこう言ったんです。『お父さん、ありがとね』。
ここ、すごくいいなと思いました。
別れは辛いと思うのですが、二人が出会えて同じ時間を過ごすことができたということの方がきっとすごい奇跡で、素晴らしいことなんだろうなと。
父や母や大切な人が亡くなる時、笑顔で「ありがとう!」って送り出せるように、
今一緒に過ごせる時間を大切にしようと思いました😀