きなこの生き方の模索日記

40代独身女子 会社を辞めて楽な生き方を模索していきます

「私の頭の体操のために、花札付き合って〜」

・父、私共に口下手

「終活」(自分の)をやる中で、父の思いを聞きたいと思いました。

父の今やりたいことや、最期延命治療などどのように考えているか、エンディングノートを使って聞きたいと思っていましたが、いざ聞こうとしても切り出すことができませんでした。

今は父と普通に話することはできていますが、以前父はアルコール依存症で家庭内はボロボロ。父と私との関係性も最悪な時期もありました。

今はお酒をやめて、お互い普通に話することができるようにはなりましたが。

父も私も口下手。会話が続かない、、、。

姉は社交的でお話し上手。

エンディングノートの話は、姉がいてる時に姉からしてもらおう、、、。

 

・「私の頭の体操のために、花札付き合って」

私が小学生の頃、父から「花札教えたるわ」と言われました。

父と私と姉。初めて見る花札に、少し興奮しました。

子供ながら、花札は何となく「大人が賭け事する遊び」と思っており、ドキドキしながら教えてもらいました。

子供の頃って、遊びのルールはすぐに覚えるんですよね〜。

私も姉も花札が楽しく、父がお酒を飲んでも比較的おとなしいときは、花札をやっていました。

 

花札」に間を取り持ってもらい、少しずつ父の思いを聞き出せるかな?と思いました。

昔使っていた花札はないので、100均で花札を買ってきました。

「あれ、ルール覚えてない!?」ショックでした。

父は覚えているかな?突然「花札やろう!」って言ったらびっくりするかな?

実家に行って父に「私の頭の体操のために、花札付き合って〜」と言いました。

父はキョトンとした顔をして、「覚えてるかな〜?」と言いながらもやり始めました。

 

・父の記憶力の方がよかった、、、

花札をやり始めると父の方が「これはカス」「これとこれとこれで猪鹿蝶!」「月見で一杯、花見で一杯!」と次々言い始めました。

私より父の方がめちゃ覚えてるやん。ちょっとショック、、、。

久しぶりに父と花札をやり、ほんの少しですが父との間が持つようになったような(笑)。

 

・口下手者同士、遊びながら会話します

花札をしながらだと、昔のことも思い出しながら話しやすくなりました。

口下手者同士面と向かってはなかなか話が続かないため、遊びながら話をしていこうと思います。