無職の楽しみ〜お散歩
退職した後、しばらく心身共に休ませると思ってはいるものの、やはり無職状態というのは時々不安な気持ちが襲ってきます。
そんな時は気持ちを切り替えるため「お散歩」にいきます。
外に出て歩き出すと、「風が気持ちいい」「小鳥のさえずりが心地いい」「足の裏の感触が気落ちいい」と、ほんとに心も体も心地よくなります。
いろんな発見もあります。
目に飛び込んできた張り紙。
「アサガオは朝の光で咲くのではありません。冷たい空気と夜の闇が開花をもたらす。
私たちは悲しむこと、涙を流すこともまた大切なのです。」(作家 正木 寛之より)
何も言わずに美しく咲いているアサガオに、親近感を感じることができました。
お寺の前の張り紙。
「相手の気分で評価は上がるし、下がる。人の評価評価なんてそんなもん。不確ってことだよ。」
なるほど、人の評価は気にせず、自分軸を大切にしよう。
神社の前の張り紙。
「本当の自分の家は心の中にある」 空海
これはどういう意味だろう。物体としての家ではなく、心の拠り所としての家?
物体としての家が乱れていれば、自分の心の中の家も乱れている?ということかな?
張り紙をきっかけに、大切なことを教えてもらったり、自分自身と対話したり、朝のお散歩は私にとっては欠かせない日課となっています。