高野山 宿坊に泊まる一人旅 ④
・阿字観体験
「阿字観」とは・・・私たちが大宇宙から脈々と伝えいただいている共通した生命のことを「大日如来」と言い、それを古くインドで一文字に表したのが「ア」であります。
「ア」を心の中で念じ、また声に出すことで、大宇宙(大日如来)と一体になることを感じる瞑想法です。
阿字観を体験することで、大宇宙のように大きくゆったりとした気持ちになってみませんか。
心の迷いが晴れ、自分自身をしっかりと見つめることができる素晴らしい瞑想です。(金剛峯寺 阿字観パンフレットより)
お坊さんの説明のもと、阿字観が始まります。
最初は気はそぞろですが、呼吸を整えていきます。
しばらくすると意識はあるのですが、とても気持ちよく高野山の空気が体の隅々に行き渡る感覚になります。雑念もあるのですが、「俯瞰」しているというか、落ち着いた感覚で時が過ぎていく感じです。
お坊さんの指示のもと、阿字観が終了し、意識も体も平常に戻ります。
終わった後は、頭がスッキリした感覚になります。
1回の体験だけではなく、普段の日常生活でも取り入れていくことで、宇宙とのつながりを感じ、心の迷いが晴れ、自分自身をしっかりと見つめることができるかなと思いました。
金剛峯寺です
・高野山内をテクテク歩く
奥の院前の手前、一の橋近くでカフェ発見。入ってみよう。
「光海(こうみ)珈琲」さん
メニューに、「たまごコーヒー」と書かれたものがある。
「たまごコーヒーって何ですか?」と聞いたら、
「高野山の湧水で入れたコーヒーの中に九度山の「紀州地黄卵」が浮かぶコーヒーで、カフェオレのような濃厚な味わいのコーヒー」というもの。
2日間精進料理で、卵も食べていなかったので、たまごコーヒーを注文しました。
中に卵黄が入ってます。
黄卵を溶かしたら、こんな感じです。
コーヒーの味も苦味が効いて美味しく、ほんとに濃厚なカフェオレのような味です。
最後に卵の黄身の味が効いて、久しぶりに卵に出会えた感覚になりました(2日ぶり)。
光海コーヒーさんで、ランチも食べました。ビーフシチューと厚切りトーストのランチ
野菜たっぷりでお肉も柔らかく、おいしかったです😀
・おみやげやさんに行ったり、バスの時間まで大門を見にいく
高野山を満喫できました😀
・バスの時間までお茶タイム
1日目のランチをいただいた「茶房みやざき」さんでお茶タイムしながら休憩。
「緑茶セット ¥450」 緑茶と焼き餅と酒まんじゅうです😀
かわいいカフェでのひととき、ホッとしますね。
・高野山 宿坊に泊まる一人旅で感じたこと
ただ、大きな宇宙、地球、自然、それらと自分は繋がっており、ということは、家族はもちろん他の人たち、動物や植物、存在するあらゆるものと自分は繋がっている、という感覚を持つことができました。
自分が今生きているということは、親や周りの人たちはもちろん、自然や動物の命をいただくことで、生かせてもらっているということを改めて感じることができました。
そう感じることで、存在しているあらゆる物事に感謝する気持ちが湧いてきました。
それと、一人旅は途中さみしくなる時もありますが、自分自身と向き合えるので、
悩んでいる時などおすすめです😀