きなこの生き方の模索日記

40代独身女子 会社を辞めて楽な生き方を模索していきます

母と犬鳴山温泉へ行く③〜大阪いらっしゃいキャンペーンにて

早朝ヨガが終わった後、温泉に入りにいく。朝の温泉は気持ちいい。日の光を浴びながらの温泉、いいですね。

 

温泉の後は和定食の朝食。いつもは朝からこんなにたくさん食べられないけど、旅行に来たらなぜか食べられる。

 

朝食後は、犬鳴山温泉近くをほんの少しだけお散歩。宿の方にハイキングマップをもらう。

母の足腰の具合も考え、歩いて15分くらいで行ける「両界の滝」を目指すことにする。

私は以前山登りをしていたので、山用の杖を母に貸しました。宿から少し歩くと、樹木が多くなり、小鳥のさえずりが心地いい。街では聞いたことのない小鳥の鳴き声もしました。

「ホーホケキョ!」あら、うぐいす。ほんとにきれいに鳴んや!

どんどん山の中へ入っていきます。山の中に入ると、空気が凛として、川のせせらぎも聞こえ、土を踏みしめる感覚も心地いい。昨日は雨だったので、石のところは滑りやすい。

母はスクワット100回できるとはいえ、やはり歩き慣れない山道は困難な様子。だんだん傾斜がきつくなってきました。

歩いて約10分ころ私は母に「もうここまでにしようか?」というと母は「両界の滝まで行きたい」と。足場に注意しながら歩いていく。

歩いて20分くらい(かなりゆっくり歩いたので)、「両界の滝」が出てきた。

滝の音が心地いい。母も大満足。二人して滝に手を合わせる。犬鳴山ハイキングルートのほんの少しだけですが、母と一緒に歩けたことが、何よりうれしいです。

これ以上上に上がるのは母には困難なため、降りる。登りより降りの方が滑りやすいため、段差があるところは母の手を取りながら下る。数年前は母の手を握って歩くなんて想像してなかったけど、今は自然にできます。母は「情けないなあ」と少し苦笑いしていましたが。

のっぽ杉

両界の滝

道中 小鳥のさえずりや川のせせらぎが心地いい

宿へ戻り、お部屋でコーヒーで一休み。それからチェックアウトし、宿の送迎車で泉佐野市駅まで送ってもらう。

 

コロナ禍でなかなか旅行にいけず久しぶりの旅行でした。旅行に行くと、普段話しない昔の話や、ヨガをしたりスクワット100回するなど母の知らなかった面を見たり、それでも足腰は弱ってきていることを気づいたり、色々発見がありました。

母は自然の中を歩いてとても気持ちよかったと言ってくれて、「また行こう」と意欲的になってくれたことが、今回の一番のお土産だったと思います。