・子供の頃は自分の生まれた街はあまり好きではなかった
生まれは大阪ですごく都会というほどではありませんが、人口が多く自然が少ない場所です。
そんな生まれ育った街のことが、私はあまり好きではありませんでした。
・最近になってやっと生まれ育った街の良さがわかった
仕事を辞めてから時間があるので、家の近所をお散歩するようになったら、今まで知らなかったことがたくさん発見できました。
うちに近所は古い家が結構残っており、ちらほら古民家カフェや古民家ベーカリーや古民家菓子店や、古民家を使ってレンタルスペースにして、日替わりでカレー屋さんになったり、ヨガや写経をしたり、知らなかったことをたくさん発見することができました。
どのお店も本当に素敵で、パン屋さんや洋菓子屋さんなどは、品揃えは少ないですが1つ1つ丁寧に作られており、本当に美味しいものばかりです。
・働き方改革?
「こんな裏道にパン屋さん?」というところでもパン屋さんを発見しました。
ハード系のパンを中心に、品数は数種類程です。
その地域では知る人ぞ知るパン屋さんのようで、お客さんがよく出入りされています。
古民家カフェや古民家ベーカリーなど共通しているなと思ったのが、
・「品数が少ない」→食品ロスを少なくするため?
・「単価が高い」→こだわりがあり、本当に好きなものを作っているため?
・「定休日が多い」→家族との時間を大切にしている?
・「とにかく落ち着く空間」→落ち着いて働きたい?
これは私の勝手な想像です(笑)。
20代の頃、パン屋で働いたことがありましたが、その時は多量にパンを作って、最後は余ったパンを捨てていました。
自分が作ったパンを捨てるということは、本当に心が痛みました。
古民家カフェ、ベーカリ、洋菓子屋さん共に、実際は大変な面もあるかと思いますが、皆さん癒しの雰囲気が出ています(笑)。
この街に生まれてよかったなと思いました。