・国王の叔父エドワード8世が不倫?父親が国王になり、11歳でいきなり王女に?
イギリス1936年、この頃も王室は大変だったんですね。
エリザベス女王当時11歳、妹が一人。
母親に「男の子を産んで」と話していたとのこと。
男の子ができたら、その子が王になるから。
当時の夢は、「自然が好きで、田舎で結婚して静かに動物達と暮らすこと」
これを聞いただけで、涙が出ました、、、。
女王になるということは、そのささやかな夢を叶えることはできないですもんね、、、。
・14歳で国民に向けてのスピーチ
この頃、第二次世界大戦中、ナチスドイツがイギリスに攻めてくる。
子供達は不安を抱えながら疎開する。
そんな時、エリザベス王女14歳の時に、子供達に向けてスピーチしてほしいと依頼がある。
11歳に王女になった頃は、母親に「男の子を産んで」と話していたが、
国王になった父親ジョージ6世は吃音があったがそれを訓練して矯正し、献身的に国民に対して慰問活動をしている姿を見て、子供ながら責務を感じる。
何度もスピーチの練習をする。
そして子供達に向けてスピーチする。
「皆さん、こんばんは。今多くの子ども達が家を離れ、両親と別れて暮らしています。
きっと皆さんは故郷のことをいつも思い出しているでしょう。
私たちも皆さんを忘れません。子ども達を代表して、心からの愛を贈ります。
平和が訪れる時覚えていてください。明日の世界をより良く、より幸せにするのは、私たち子ども達なのです。
おやすみなさい、皆さんがんばって。」
なんて優しくて、力強い言葉。
「明日の平和は、私たちにかかっている」
14歳の少女が、女王になる覚悟を持った言葉なんでしょうね。
・19歳で軍隊に入隊、25歳の若さで女王へ
一般の市民と一緒に、献身的に働いた。
その後ドイツ軍降伏。
父が急死し、25歳で女王になる。
エリザベス女王、すでに美しさと威厳を兼ね備えていますね。
スピーチとは「人々に希望と勇気を与える」ものなんですね。
14歳のエリザベス王女に教えられました。