フェルメール展 大阪市立美術館
・フェルメールと17世紀オランダ絵画展に行く
絵のことは詳しくないですが、母が絵を観ることが好きなので、母と姉とフェルメール展に行きました。
開催終了が9月25日までだからでしょうか、平日の朝一に行ったのですが、長蛇の列でした。
・真実のフェルメール、壁にはキューピッドがいた!
「窓辺で手紙を読む女」、壁のキューピッドは長年フェルメール自身が消したと考えられてきましたが、何者かにより消されていたという最新の調査結果が2019年に発表されました。
なぜ消されたのかは、わからない。
4年の修復期間を経て、壁にキューピッドが現れました。
当時、手紙は伝達する手段として最先端のツール。
恋人からの手紙でしょうか。
壁の絵のキューピッドは、仮面を踏みつけています。
仮面は変装の道具であることから、「欺瞞の象徴」とされています。
人間の愛ほどあやふやなものはありません。
すぎに嘘をつくのもまた人間です。
そうした欺瞞、悪徳(人間の二面性)を象徴しているのが仮面です。
キューピッドが踏みつけているということは
「誠実な愛の勝利」という意味があるのでは。(大阪市立美術館の説明映像より)
左手を上げて仮面を踏みつけているキューピッド、かわいいけどかっこよくも見えます。
絵の中に画家の思いが込められていたんですねえ。
そうやって絵を見ると、おもしろいですねえ😀
「手紙が当時の最先端ツール」だったんですねえ。
何日もかけて届いた恋人からの手紙。
今のように簡単に連絡がとれない分、うれしさ、切なさも今より大きかったでしょうね。
・絵を観る楽しさが増えました
歴史や時代背景、画家の思いを知って絵を観るのも、おもしろいなあと思いました。
また機会があれば行きたいなと思いました😀