・ターシャ・テューダ
テレビや本もよく出ているのでご存じの方も多いかと思いますが、アメリカの絵本作家・挿絵画家のターシャ・テューダです。
テレビでは、バーモント州の山中での自給自足の一人暮らし、美しい庭を作り絵の仕事をしたり、犬や鶏や山羊達との生活を楽しんだり、人生を楽しんでいる様子が映されていました。ターシャは2008年に亡くなっていますが、現在はターシャが残した美しい庭を、お孫さん、ひ孫さん達が受け継いで過ごしている様子が見られます。
・図書館で絵本を借りてきた
ターシャの絵本を読んだことがなかったので、図書館で借りてみました。
「何があっても前を向いて」
子供や動物やお花の絵が多く、とても優しい絵です。そこにはターシャのシンプルなメッセージが書かれており、とてもあたたかく背中を押してくれる優しいメッセージです。
メーセージはたくさんあるのですが、「過去を悔やむより、これからの人生を楽しんで」
というメッセージが個人的には好きです。
優しい挿絵と優しい言葉、本当に勇気づけられます。
・4人の子供を育て上げ、晩年は残りの人生を楽しむ
長女が18歳の時に離婚し、絵の仕事をしながら生活を守ってきたとのこと。
子供達が独立し、一人になった56歳の時にそれまでできなかったことに挑戦します。
花を育てたり、牛や鶏を飼って農業をしたり、絵を描いたり裁縫をしたりおやつを作ったり、何でも手作りしたり、、、。大変なことも多かったと思いますが、それらのことを本当に楽しんでいるようでした。
・ターシャの絵本を読んで
かわいい挿絵と、優しい言葉の中に芯の通ったターシャの思いを感じることができます。
心が疲れた時、おすすめです。