きなこの生き方の模索日記

40代独身女子 会社を辞めて楽な生き方を模索していきます

私の3種の神器①〜電動自転車

以前、私は在宅ケアマネの仕事をしており、自転車で利用者様宅や病院や施設など訪問していました。3年前まで電動自転車ではなく普通の自転車を乗っていました(母のお古です)。

周りのケアマネは、女性はほとんど電動自転車に乗っていました。

当時の私は、(電動自転車に乗るのは50歳過ぎてからかな?)と軽く考えていました。

3年前のある日、朝起きると右膝に違和感を感じました。痛いというわけではなく、強張るような感じでした。その日から右膝の違和感がしばらく続き、とうとう痛みに変わりました。自転車を漕いだり、階段を降りることが辛くなってきました。

そして整形で診てもらいました。やや右膝の骨が少なくなっていると。痛みが辛い時は痛み止めを飲んで、あとは膝の負担を軽減できるように筋肉をつけるようにと。膝の運動メニューが書かれた紙をもらいました。膝が痛い時は無理したらあかんけど、なるべく歩くようにとも言われました。

「先生、原因はなんですか?」と聞くと「歳のせいやね。」と。

言われる覚悟はしていたけど、こんなに早く?70代から90代の利用者さんから「膝痛いわあ」と言われるのを聞いており、私も70代くらいになったら痛くなるんやろうなあ、とのんきに考えていたら、40代で膝に痛みが来るなんて!自分が思っている以上に、体は老化していたのですね。

痛み止めを飲んで筋肉をつける運動を行い、膝の痛みがマシな時はあウォーキングもしました。

仕事柄自転車には絶対乗らなくてはいけなく、母のお古の自転車を漕ぐことがかなりキツくなっていました。

悩みましたが、「電動自転車」を買うことに決めました。

 

早速自転車屋さんに見に行きました。電動自転車の相場「10万円〜13万円ほど」でした。

ああ、高い、高いけど仕事で必要だから、と自分に言い聞かせ、11万円の電動自転車を買いました。

何年も母のお古の自転車を乗っていたので、ピカピカに輝いている新品の自転車を見て、うれしくなりました。そして乗ってみると、「めっちゃ楽〜♪」踏ん張りが必要な最初の漕ぎ出し、坂道も軽々です。どんなに遠いところも、楽々です。

3年たった今でも、毎回自転車に乗ると感動します。

 

無職中の今は自転車に乗ることが減っていますが、以前なら電車で行くような所も、「自転車で行こう」とフットワークが軽くなりました。

 

電動自転車は故障が早いと聞いていたので、少しでも長く乗られるように、2週間に1回は空気入れて、自転車を拭いて異常がないかチェックするようにしています。半年に1回は購入した自転車屋さんで、点検、整備をしてもらっています。手入れするようになると、自転車とはいえかわいく見えますね。(心の中でディープインパクトと呼んでいます)。

 

母のお古の自転車は、母のご近所さんに引き取られ、元気に頑張ってくれているようです(笑)