きなこの生き方の模索日記

40代独身女子 会社を辞めて楽な生き方を模索していきます

動物達から生き方を学ぶ③ヒナを奪われたヤイロチョウ

すずめより少し大きいくらいの幻の鳥、ヤイロチョウ。焦茶色、黒色、黄色、オリーブ、青色、白色、黄褐色、紅色等様々な色を持つため、ヤイロチョウというそうです。

見ているだけで可愛く、美しい鳥です。

 

ヤイロチョウの親鳥はミミズをそのまま食べることができますが、ヒナはそのままだと大きくて食べられないため、親鳥がミミズを捕まえたら食べやすく小さく刻んで口にくわえて、ヒナの元に帰ってヒナに与えます。

いつものように親鳥が、ミミズを捕らえて刻んだミミズをヒナの元に帰ったら、、、。

(鳥が餌を探しに行っている間に、ヒナがいてる巣を蛇に見つかってしまい、ヒナは食べられてしまいました。)

親鳥は空っぽの巣を見て、キョロキョロしてヒナを探し回ります。しばらく探しますが、ヒナは見つかりません。親鳥は少しの間静止していましたが状況を把握できたのか、くわえていた刻んだミミズを自分で食べました。食べた後は飛び去っていきました。

 

ヒナを探し回っている親鳥は、明らかに動揺しているようでした。空っぽの巣、1羽も残っていないヒナを見て、何秒か静止している時に悲しみ、それでもこの厳しい自然の中を生きていかなくてはいけないため、悲しみを受け入れて前へ進むため、親鳥はくわえたままのミミズを食べて、飛んで行ったのではないかと思います。(私の勝手な想像ですが)

 

ヒナ(子供)を失う悲しみは、私の想像以上の悲しみ、辛さだと思います。どんな悲しみであっても、ヤイロチョウのように数秒で次に進むことは、人間にとっては難しいことだと思います。時間もかかると思います。

ただ、ヤイロチョウのように状況を受け入れて前へ進んでいく姿は、凛としたものを感じ、教えられるものがありました。

 

動物達に教えられることは、たくさんあると感じました。そんな動物達が安全に暮らすことができるように、環境問題もちゃんと考えていこうと思いました。(今できることと言えばば、プラごみを減らす、ことくらいしか思いつきませんが、、、)