動物達から生き方を学ぶ② 孤高のハンター チーターの作戦

「荒野を走るペンギン」「木登りペンギン」を観てから、動物系ドキュメンタリーにハマりました。

サバンナを生き抜く動物、チーターはかっこいいですよね。走るために特化した体型で、スリムで足が長い！トップスピードは時速１００km。狙った獲物は一瞬で捕まえてしまう。そのスリムな体型が、逆に他の肉食動物と戦うスタミナはないようで、せっかく獲物を獲られて食べていても、ライオンやハイエナが近づいてきたら、あっさり逃げてしまう。ライオンは強そうだからわかるけど、あれ？チーターってハイエナにも弱かったのね。知らなかった。

本来チーターは単独で行動することが多いらしいですが、天敵に立ち向かうため５頭の雄がリーダーのもと、群れを作ったチーターが現れたそうです。常にリーダーが先頭に立ち、統率しているようです。

１頭では倒すことが難しい大型草食動物を、５頭で連携をとり仕留める。すごい連携プレー。

チーターにとっては恐ろしいライオンに狙われたら、単独のチーターだったら逃げるそうです。ですがこの５頭のチーターはライオンを挑発するかのように１頭のライオンを取り囲み、ライオンを翻弄させて、結局ライオンはチーターを狙うことを諦めてしまう。このチーター達、頭いいしかっこいい〜。

天敵が近くにいない時は、５頭寄り添って穏やかな時間を過ごしているようです。

５頭のチーターがいてる地域では、ライオンやハイエナの数が増えてきたため、チーターが生き延びるために群れを作ったのではないかということです。

動物達は毎日が命のやりとりで、環境の変化により自分達の生き方も変えていく。そんな動物達が逞しく、美しく見えます。