きなこの生き方の模索日記

40代独身女子 会社を辞めて楽な生き方を模索していきます

歴史はおもしろい!②〜ミニマリストの大先輩に出会えた!

中田 敦彦さんのYouTube大学が好きでよく観るのですが、「方丈記 鴨長明 日本最古のミニマリスト」。?方丈記鴨長明、聞いたことあるけど、ほとんど覚えていない、、、。

「日本最古のミニマリスト」という所に興味があり観ました。

結論、めちゃくちゃおもしろく、一人で観ながら声出して笑ってしまい、最後は涙が出ました。

 

平安末期、今から1000年くらい前に書かれたものですが、鴨長明は若い頃から挫折と大災害(大火事、台風、大飢饉、大地震)に見舞われます。生まれは下鴨神社の神事を統率する父のもと次男として生まれるエリートでしたが、父親が亡くなった後後ろ盾を失い、権力闘争に敗れ後を継げなくなります。大きな家もあっという間に壊れたり、多くの人々が亡くなる、大飢饉になると貴族が持っている高価な物より、お米や作物などの方が価値が上がるということを目の当たりにします。(ざっくりでかなり省略してます)

そんな鴨長明が行き着いた所が、山に籠り簡易組み立て式の小さい家を作ります。(約3m×3m)地震や災害があっても分解して押し車で運べる家です。質素な暮らしではありますが、春夏秋冬の季節を味わい、好きな琴や琵琶を弾いて暮らす。

挫折、大災害にあったからこそ、大きな家を持つこと、出世すること、贅沢することよりも、

「好きなことして暮らすのが一番楽しいよ」という暮らしにたどり着いたのではないかと思います。

 

今の時代を生きる私にも共感する部分が多く、「長明先輩!今の時代もコロナや大地震など大変な時代です。方丈記、共感し、感動しました!」と伝えたいです。

 

書籍で「すらすら読める方丈記」は原文と解説も載ってあり、こちらも読んで涙が出ました。

歴史は過去の出来事ではありますが、今の時代にも通じるところが多く、学ぶことがあると感じました。

 

現実の友人はなかなか増えませんが、歴史の本やマンガを読んで色んな経験や思いを教えてもらい、歴史上の知人をたくさん増やしていこうと思います。