ミニマリストを目指して⑦〜仕事を手放して気づいたこと
ケアマネージャーという仕事は、様々な制度の知識はもちろん必要ですが、何よりも必要なものは、「コミュニケーション力」だと思います。
内向的な性格である私には難しい仕事だとは思っていましたが、訪問介護、介護施設で働いてきて、最終目標はケアマネージャーの仕事をやりたいと思いました。
ケアマネの仕事は、私が想像していた以上に私にとって難しい仕事で、毎日疲弊していました。同じ職場の先輩ケアマネは、私より困難ケースをたくさん担当しています。先輩ケアマネは困難なことが起こると、さらに仕事に燃えて生き生きとしているように見えました。そんな先輩ケアマネを見て、「私も経験を積めばいつか先輩のようにできる」と思って続けてきました。6年が経ち「私には無理だ」とやっと気づきました。
部屋の片付けをして物に対する執着が軽減したことで、本当に大切な物に気づいた。
入院して「健康」「お金」「家族や友人と過ごす時間」が大切だと気づいた。
一番大切にしないといけないのは「自分の心」だと気づいた。
私はこの歳まで気づかなかったんですね。周りの人達とうまくいくように立ち振る舞うことばかり考え、自分の心対しておろそかにしていました。
その結果、自分の心にたくさんの不用品が溜まり、自分の本当の心が見えなくなっていたように感じます。だから毎日疲弊していたのだと思います。
私の一番の汚部屋は、「自分の心」だったと思います。
今は少しずつ「自分の心」が現れてきているところです。
気づくのが遅かったと思いますが、片付けをしなかったら多分このまま気づかずやり過ごしていたの思うので、片付けをして本当によかったと思います。